浴槽の腰掛けスペースのすすめ
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足腰が弱ってくると、階段の上り降りは、大きな負担になります。
将来に備えて、または老親との同居を機に、
階段を使わない生活を検討してみたいという人におすすめなのは
寝室、トイレ、洗面脱衣室、浴室、玄関など、
日常生活に必要な部屋を同一の階に配置するプラン。
このプランは導線が短く、車椅子での移動もスムーズ。
家族の気配を察知しやすいといったメリットがあります。
ただ、少しでも体を動かすために、
あえて階段を使いたいという場合もあるでしょうし、
パブリックゾーンは1階に確保して
プライベートゾーンは2階にという家庭もあるでしょう。
年齢や体の状態などにもよりますので、
どちらが正解のプラントはいえません。
10年後、20年後を視野に入れて、じっくり検討することが必要でしょう。
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『動きやすくて作業のラクなキッチンレイアウトは?』
家族とのコミュニケーションを重視した
オープンタイプのキッチンが今人気です。
みんなが集まってくるキッチンは、
ついうっかり火をつけっぱなしにしてしまったり
急に体調が悪くなったりといった事態を誰かが気づいてくれるので、
安全なキッチンということもできます。
そういう意味では、こもりっきりになりやすいクローズタイプより
オープンタイプの方が高齢者向けのレイアウトであるといえるでしょう。
クローズドタイプの場合は、カーテンやアコーディオンカーテンを扉に利用し、
閉め切りにしないなどの工夫をするといいのでは?
また、車いすで動けるスペースを最大限に確保するなら、
I型またはL型で、設備を壁につけるタイプが最適です。
収納力と作業スペースが豊富な対面カウンターやアイランドを設ける場合も
ダイニングとの行き来や作業にムリがないように、
通路や出入り口は広めにとりましょう。
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『テラスやバルコニーをつくる場合の注意点とは?』
足腰が弱ってくると、外出がおっくうになり、
家の中にこもりがちになってきます。
「外へ出てみよう」という意欲を低下させないためにも
テラスやバルコニーを設けて、季節の草花の手入れをしたり、
光や風を感じられるようにしたいものです。
スペースに余裕があれば、テーブルといすを置いて
ティータイムを楽しむのも、気分をリフレッシュするのに効果的です。
その際、大切なのは出入り口に段差をつくらないこと。
もし段差を解消できない場合は、手すりを設けること。
たとえ屋根があってもテラスなどは屋外なので、
滑りにくく水はけのよい床材を用いるほか、
転倒防止や手すりとするためのフェンスを設置すること。
物干し場としても使用するなら、
竿の高さを変えられるように工夫しましょう。
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ぬれて滑りやすい浴室は、慎重に吟味して床材選びをすることが欠かせません。
システムバスは、掃除がしやすく、滑りにくい材質を使用している商品が多くありますので
ショールームなどでじっくり検討するといいでしょう。
在来工法の場合は、タイル、人工大理石、木、樹脂など、
好みの素材を選ぶことになりますが、
滑りにくい床に仕上げることが何より重要なポイントに。
とくにタイルや人工大理石は、滑りにくい処理を施してあるもの、
いっぺんの長さがあまり大きくないものを採用します。
3センチ角より10センチ角のタイルのほうが、
滑りやすく転倒につながる危険度が高いからです。
すのこを敷くのもいいアイディアですが、
段差ができない工夫をすることが必要になります。
浴槽内に滑り止めのマットを敷くのもおすすめです。
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『ドアの取っ手、いろいろあります』
高齢者がトイレなどに閉じ込められてしまう事故が起きることがあります。
あわててドアノブをいじっているうちにカギを閉めてしまったり、
パニックになってドアノブを右に回すのか左に回すのか、
わからなくなってしまったり、といったことが原因のケースも少なくありませんし、
指先が器用に使えなくなることも関係しているようです。
ドアの取っ手は各種ありますから、無理なく使えるものを選びましょう。
ノブ式よりも使いやすいのは、レバーハンドル式やプッシュハンドル式のもの。
引き戸なら、指をかけるへこみがあるだけでも十分に開閉できます。
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『階段の手すりは壁の両側に必要?』
階段の壁に手すりを設置する際は、
壁の両側に、階下から上の階まで手すりを連続させるのが理想です。
壁の片側だけにつける場合は、
階段を下りるときの利き手側に連続して設置します。
手すりの端は、衣服などが引っかからないように下方へ処理する、
または壁に埋め込んで処理すると安全です。
また、踏み面に滑りにくい面材を採用したり、明るい全体照明に加えて
足元をしっかり照らす足元灯を設置するのも大切なこと。
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『玄関にはステップを1段設けたほうがいい』
たとえば玄関から上がりかまちに上がる際、
段差が30センチもあるのは、誰にとっても不便です。
その場合、ステップを1段も受けたり、
腰掛けられるベンチを設置してみると、動作がぐっとスムーズに。
買い物袋やバッグをちょっと置けるのも便利でしょう。
若者でも高齢者でも、家の中の段差はないほうが
住みやすいのは間違いありませんが、こうした工夫があるかどうかは、
とくに高齢者や障害のある人にとっては非常に重要なポイントとなります。
暮らしやすさを大きく左右しますし、
それが自立度や行動範囲、意欲などの精神面にも
関わってくることになるからです。
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『安全に昇り降りできる階段のつくり方』
通常の建売住宅の階段は、当然、建築基準法で認められた勾配になっています。
しかしこれは実際のところ、かなり急勾配。
とくに高齢者が昇り降りする場合、けっこう恐い思いをするに違いありません。
勾配は30〜35度を目安に、できるだけゆるやかにプランしましょう。
さらに蹴上げ幅は18〜20センチ程度、
踏み板の奥行は25センチ以上を目安にすると安全です。
安全に安心して昇り降りできる階段をつくるには、
それないのスペースを必要とします。
貴重なスペースは、階段よりも他の部屋に割り当てたいでしょうが、
後でちょっと手直しをしたいと思っても困難なのが階段です。
はじめから安全第一に、ゆとりを持ってプランニングしておいた方がいいでしょう。
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『そもそもバリアフリーってどういうこと?』
ちょっとした段差につまずくことは高齢者でなくてもよくあること。
足腰が弱っている人の場合、部屋の敷居のわずか1cmの段差が
転倒の原因になりかねません。
床面の段差は、生活環境にあるバリア(障害)の代表。
そうしたバリアをなくすことが、バリアフリー。
家族が生活する上で障害となるものを取り除き、
安心して生活できる工夫を施した家がバリアフリー住宅です。
「リフォームを機にわが家をバリアフリーに」と考える人は近年、急増中。
小さな子供やお年寄り、妊娠中の女性、血圧が高めの人、
体調が優れず寝込んでいる人など、年齢も健康状態も様々な家族が、
快適に暮らせる住まいとはどんなものか、全員で一度じっくり話し合ってみては?
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